リノベーションの流れ

リノベーションの段取り

リノベーションの間取り

プランを練る

どんな住宅で暮らしたいか、まずは理想像を頭の中で思い浮かべることから始めますが、なんなら紙に描いてもいいですし模型を制作してもいいですし、パソコンで設計してみてもいいでしょう。 とにかく具体的にどんな住居にするのかを決めていきます。 しかし漠然と「こんな風に暮らしたいな」という考えがあっても、それを実現する方法は設計士やデザイナーでなければ具体的な案はなかなか出てきません。 そこでいろいろと情報を集めながら、採用したいアイデアを探しましょう。 インターネットで検索すれば過去の実績としてどのようなリノベーションがあったのか画像付きで解説しているサイトもありますし、そうした所からアイデアを拝借して組み合わせることで、自分が望む住宅を完成させていくのです。 何にも無しの状態から最高のリノベーションのプランを生み出すのは苦労しますが、すでに存在する物件を参考にすればきっと捗ります。 もしもパソコンがなければ本屋さんでそれっぽい雑誌を探してもいいですし、近所に本屋さんがないのならインターネットで注文すればすぐに配達されます。 翌日かその次の日には玄関の呼び鈴が鳴らされて、制服を着込んだ配達員がお宅までダッシュでやってくるでしょうから、本屋まで行くのが億劫なら最初からこの手段で情報誌を取り寄せてもいいかもしれません。 このような方法を駆使すればすぐに理想の住宅像が固まってくるでしょう。

物件を見学する

自分の中でイメージが決まってきたら、今度は実際に物件をいくつか見学してみます。 脳内で描いているだけでは気が付かない点もきっとありますし、直接自分の目で生で観察することも時には必要なのです。 リノベーション物件を扱っている不動産屋へ行けば自信作を紹介してくれるでしょうし、普通にショールームへ足を運んでも収穫はあるでしょう。 リノベーションとは特別な設備やデザインのことではないので、ごく普通の新築マンションを見学することも無駄ではありません。 優れている点があればそれをメモ用紙に箇条書きで記しておき、あとから読み返して自分のプランに取り入れるべきか考えてみるのです。 もしも注文住宅を見学できる機会があればそこもチェックしてみましょう。 建売住宅よりも奇抜で斬新なデザイン設計になっている可能性が高いので、吸収させてもらえるアイデアがより多く発見できそうです。 ハウスメーカーや工務店関係だけではなく、最近新築した知人の噂を聞きつけたら手土産を持ってお伺いして何枚か写真撮影させてもらうのもいいでしょう。 こうやって実物を目にすることで現実的なプランが見えてくるはずです。 雑誌やディスプレイに映る2次元の画像だけでは立体的なデザインはイメージしづらいので、頭の中でアイデアが煮詰まってきたら気分転換も兼ねてモデルルーム巡りをすることをお勧めしますよ。

業者に相談

ついに我が家の理想形が決定したら、それを実現させるための業者を探します。 これは設計事務所であったり工務店であったりハウスメーカーになるので、そうした企業をご近所で探していくつか目星をつけましょう。 ショールームがあるのならそこで相談をしてみれば、アドバイスをしてもらえたりお勧めの物件情報なんかも教えてもらえるでしょう。 そうした相談は大抵無料ですので、自分の知りたいことや欲しい情報はどんどんアタックして聞き出してしまいましょう。 このやりとりでこちらの希望を伝えれば、およその費用も掴めるかと思います。 最初に相談した所で話を決める必要もありませんので、時間の許す限りいくつかの業者に相談していい手ごたえのあった業者に最終的にオーダーします。 そのことは相手も承知の上なので、何軒か回っていることをそれとなく話してみれば顧客を掴むためにいろいろなサービスをしてもらえるかもしれません。 新築よりも安いとはいえ総費用はけっこうな金額になる話ですので、できるだけ安い見積りを出してくれる業者にお任せしたいですし、施工技術もしっかりした所にお願いしたいです。 ショールームだけではなく今までの実績の写真なんかも見せてもらえるのならいくつか目視させてもらい、いい仕事をしてくれそうかも見極めましょう。 あくまで相談だけという形で話しかければ、そう慌てないでゆっくりと落ち着いて話を伺うことができるかもしれません。